この2年間いろいろなことがあったので、思いのまま書いてみました。
 ちょうど2年前、がんが見つかりました。折しも、私の担当する「緩和ケア」の授業が始まったときでした。毎年欠かさず、人間ドックを受けていたのに・・・(脂質異常は放置していたけど)。手術後抗がん剤治療を受け、昨年の4月に治療完遂。


 私の体力が徐々に回復に向かい始めたころ、父の認知機能が低下し、母との二人暮らしが困難になりました。11月中旬、両親共にサービス付き高齢者住宅に入居しましたが、母はそこでの生活になじめず自宅に戻ってしまいました。一人とり残された父はあっという間に要介護状態になり、3月に亡くなりました。親のことは自宅で看取りたいと思っていました(おそらく父もそう願っていたと思います)が、叶いませんでした。病気治療により仕事のスタイルを変えたので、父と貴重な時間を持つことができましたが、たくさん悔いが残ります。


 右膝前十字靭帯断裂の既往があったところに治療の後遺症(末梢神経障害、浮腫、筋力低下)と介護による身体的負担で、昨年の冬は一時階段昇降が困難な状態でした。5月から始めたフィットネスで体力をつけ、10月角田山完登。その後、大峰山、日本国、櫛形山登山を経て、11/9光兎山(966m、往復約8時間)完登。感動もひとしおでした。


 10年前に再開した書道もコツコツ練習を重ね、一般漢字6段習得。細字とかなも始めました。紫式部のように書けるようになりたい!


 自分ががんサバイバーになって、あらためて感じたことは、「こころもからだも笑顔」でいたい!「はぐ」の活動で地域貢献したい!
 はぐメンバーの皆様との出合いに感謝!これからもどうかよろしくお願いします!!