訪問看護の道に進んで半年以上が経ちました。
元々は病院勤務をしており、主に急性期領域で働いていました。その当時を知る人たちには、私が在宅と言うのが結びつかないようで。。。笑
今回は自己紹介を兼ねてそんなお話しを。

 きっかけは看護学校時代です。
色んな領域の実習を行なう中で、訪問看護にすごく惹かれました。
「在宅ってすげー」みたいな。

実習最終日にその訪問看護事業所の施設長さんと色々お話しをしていて、なんかテンションが上がって

「訪問看護師になります!」と勢い余って言っちゃいました。

すると施設長さんは私に言います。

「んー、まずやめときな」って笑

そして

「10年大きい病院で働いて、色んな経験を積んだ上で、それでも在宅と言う思いが変わらなかったらまた声かけて。まぁ正直何も出来ない状態で来ても苦労するから」

と言ってくれました。

 そんなことがあり、自分の中で10年を一つの区切りとし色んな経験を積むことにしました。

在宅とは一番遠い位置にありそうな、手術室の勤務が一番長かったです笑

オペ室の頃

手術室もすごく面白かったんですが、訪問看護をやりたい気持ちは変わりませんでしたね。

 学生さんに聞かれることがあります。

「訪問看護師さんになるにはどんな経験を積んだらいいですか?」

と。

なんて答えればいいかいつも悩みますが、多分無駄な経験ってない気がします。

実際私は手術室が一番長かったですし、その経験も無駄にはなっていないと思っています。

なんというか、大きな病院に行かないと色んな勉強が出来ないって言う方もいますが、小さい病院でも自分の意識の持ち方次第ですごく勉強できます。

どの科に配属になるかなんて、自分ではなかなか選べませんしね。

と言うことで

私も10年以上看護師をしてきましたが、在宅ではまだまだ新人です。

村上市の地域医療に貢献できるよう、また今日からがんばります!

そういえば実習先の施設長さんとの話にはまだ続きがあって

それはまたいつか、お話しさせていただければと思います。