人生60年.70年なんて言ってたのに。今は人生100年。今まで村上から一歩も出たことなく、就職、結婚。そして義父母との同居。慌ただしく子育て。最後に義父母の看取り。と40歳代はゆとりなく、ただがむしゃらに突っ走って来た。
50歳代
ちょっと自分の自由な時間が持てた時に山に出会い、山友にも恵まれて、色々な山で至福を体感。山でしか味わえない景色、花々、足で稼いだ達成感!どんな山に登っても夫々に違う感動。登れば登るほど登りたい山が増えていく。
60歳代
スキー場で孫達とソリ遊びをしていると、スキーをする人がものすごく気持ちよさそうに滑って行く。私もあんなに滑ったら気持ちいいだろうなあ なんて考えて。人生で一度もスキー板にも乗ったことがないのに、無謀にも60歳にして初めてスキーというものを経験。でもスキーは見た目より気持ち良いものでも甘いものでもなかった!リフトで運ばれて目的地点、板に運ばれて一気にスタート地点。山は自分の足で歩かなければ辿り着かないのに、真逆な事をやっているような⁉︎でもひとりでに運ばれるのはなんと恐ろしい事か!教えて貰っても理解が出来ない、スピードコントロールも出来ない!怖いもの見たさで、年数回仲間に連れて行ってもらっている今日この頃。行くたびにおっかなびっくりのドキドキ感と、真っ白いゲレンデを冷たい風をきってスキー板に運ばれ到着した時の安心感。そんないつまでも初心者の私が今年、今日で終わりという時にぶどうスキーに行った。初心者は急で滑れないと聞いていたのに、怖いもの見たさで滑った。ほんとに傾斜が急で滑れない!大転びして、挙句にゲレンデを歩いて下った…トホホの経験。スキーに行く度に周りの人は怪我しないで帰れるか心配してるかも。
そして退職と同時に関わったはぐ活動。はぐメンバーは多彩で多才。行動力も半端ない。現役バリバリの人達に混じって、なんの役にも立たない私でも、関わっているだけで刺激を受けて楽しい。
今年からは70歳代。
50代で山登り、60代でスキー初心者。
70代で何をしてるだろうか?
主人の辞世の句
あるがまま なすがままいく ほととぎす
私もこんな気持ちで、あるがままに、なすがままに、気負わず、競わず、欲張らず、、、そんなふうに生きたいと思うのですが。

人々と関わり合う事が人生を豊かに彩ってくれるとつくづく思います。気の良い人達とめぐり逢い、無才の私でもさほど悩み苦みを感じる事なく(鈍感なんですね)、恥もまた楽しの開き直り?で今まで来たような気がします。
これからも一期一会の出会いを大切に、色んなことに興味とワクワク感を持ち、私自身がwell beingに生きられた最高。
元気に生きていたら、10年後はどんな事を思い、何をやっているのか?やれるのか?ボケて周りに迷惑かけてるのか?
ACPで自分の希望する最期を周りに知ってもらう事から始めようかな。