5月のはぐの勉強会は、自分の人生が終わるまでにやりたいこと、やってみたいこと、やっておきたいこと等を30個書き出して、どうしてそれをやりたいのかについて、言葉を添えて語るというものでした。私は、宿題をせずに当日を迎え、その場で、思いつくことを付箋に込めました。


 アルプスに行きたい、ピアノを習いたい、また看護師をしてみたい……と溢れるように書きました。令和6年度で一応の定年を迎えたこともあり、これからの人生をどう生きるかを思案していることも重なりました。

その中で、自分ががんばっても叶わないことがひとつ。息子が、いい伴侶を見つけてほしいと書いていました。

息子に、この思いを伝えたい❗
ちょうど、息子とそのいとこの三十路会が控えていたこともあり、思いきって伝えることにしました。

息子は二十歳のころ私に、俺みたいになったら悪いから、俺はお母さんみたいにはならない(お母さんは、俺の実のお父さんと離婚して、再婚して、俺は辛かったという意味だと思います)、と言った言葉が、ずっと心に残っていたのでした。

三十路会の当日、結婚式のスピーチのように息子に思いを伝えました。
辛かった思いをたくさんさせたかもしれない。これからの自分の人生を、自分らしく生きてほしいと。

息子がどう思ったかは、わかりません。またいつの日か、息子が思いを伝えてくれることを待とうと思います。