だんだん年を重ねていくと、自分が思ったことが良い方向、良い結果になることが多くなった気がします(笑)

小さい頃から生き物を飼うことは、そんなに好きということではなかったけれど、いろいろ飼ったりしていました。
今いるのは池に大きめの鯉が9匹。子供頃は黒い鯉が数匹いたと思います。時々池で釣りをして大きな鯉が針に引っかかったときは、びっくりして逃げ出したりしたこともあります。当時は餌をやる習慣もなく余ったご飯など入れていたと思います。
十数年前に知り合いから大きな色鯉を10匹くらいもらい、それから育てることになりました。餌を買ってあげるようになり今では毎朝出勤前に餌をやる習慣になっています。大きな口を開けて食べる様子が気持ちよくそれを見て仕事に行くようになりました。
以前ネットで山古志村の鯉を見つけ10cmくらいのを買って池に入れてみました。2年くらいは育ちましたが、今では1匹だけ大きく育っています。その1匹は真っ赤で目立っています。
池の水は山からの流れ水を引いています。雨が降った時は水が溢れ泥もたまり、それを取り除くのも大変でした。時々大きなサワ蟹がいたりして驚きました。そんなことを繰り返して今では結構大きくなり元気に育っています。

鯉を飼って一番心配なことは、山水が少なくなったり、止まったりしたときです。今までも何度かありましたが、何とか切り抜けてたくましく育ってきました。
しかし、今年の夏の猛暑で約1か月以上雨が降らず、池の水が止まってしまったのです。浅いところでは鯉の背びれが半分出ている状態になり、いつ息絶えるかわからないまでになりました。
そこで井戸水を少しずつ1週間くらい入れ続けていたのですが、何と井戸水が枯れるという人生初めてのことが起こりました。子供の頃から井戸水を使っていて、今でも生活になくてはならないものです。数年前に地震で集落の水道水が故障したときも非常に役立っていたのに、枯れてしまってどうにもなりません。雨が降ることしか鯉の生きる道がなくなり、本当に雨ごいしていました。
やっと8月の初めに雨が降り、鯉たちも元気になったし、井戸水も復活しました。
また、驚いたことに9月になって鯉の稚魚を5匹くらい見つけてビックリ。初めて稚魚が生まれ、今では50匹くらいの集団となり、餌をやると集団で元気に泳いでいます。この稚魚たちが育っていく様子を見ることも楽しみにしています。

今年の猛暑を体験して、人生いろんなことが起こるんだと思いました。
一人ひとり体験することは違うけれど、これから起こること、始まることに対処しながら生きていかなければと思いました。
これからの人生も人の世話になったり、世話をしたり助け合いながら自分らしく生きていこうと思います。
よろしくお願いします( ´艸`)
