先日、村上商工会議所青年部主催の「いいねっか村上」に参加しました。あいにくの雨でしたが、大勢の方が来られ賑わっていました。私たち、はぐでは昨年より参加させていただいており、今年も医療関係のクイズのブースを出店させていただきました。残念ながら看護体験の企画は中止(天候を考慮して)になってしまいましたが、ブースに来て下さった方は多数いて、景品もほぼなくなりました。また会場では多数の知人、友人にも会うことができ、とても懐かしい気持ちになりました。

 佐渡に転勤になってから、地元の行事などに参加する度に感じることは、この時間はとても貴重な時間であるということ。それと当たり前は当たり前ではない、自分は恵まれているということです。人生100年時代とは言われながらも、体力は20代の頃と40代では違います。できることも徐々に減ってきます。だからこそ今しかできないことに挑戦したいという気持ち、この人と一緒に過ごす時間を大切にしたいという想いも強くなります。(余談ですが、帰省の数日前から、船が欠航になりませんようにと思いながら台風情報を見ていました。)

 もうじき50歳になりますが、最近はこれまでの仕事や人生を振り返る機会が増えてきました。若い頃は「頑張って働くこと」が幸せの条件のように感じていましたが、年齢を重ねるにつれ、ウェルビーイング(心身の健康や幸福感)の大切さを強く意識するようになりました。働き方も、単なる「生計を立てる手段」から「自分らしく生きるための手段」へと変化してきた気がします。

 可能な限り仕事だけでなく、家族や趣味、地域活動など、自分を取り巻くすべての「つながり」を大切にしながら、よりよい働き方を模索していきたいです。自分自身の幸せを意識して働くことで、まわりにも良い影響を与えられることと思います。ウェルビーイングと働き方は、これからの時代を生きる上でも大切なテーマだと感じています。

 今回もはぐとしてイベントに参加できたこと、はぐのメンバー、企画から準備まで携わって下さった村上商工会議所青年部の皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。