東日本大震災から15年が経った。あのときに感じた大きな揺れや、岩手県宮古市の瓦礫と粉塵、津波の映像は、今も心に残っている。

 先日、新潟市で日本災害医学会が開催され、高齢者や地域、過疎化といったテーマのセッションに興味深く足を運んだ。災害は地震や水害、場所や季節によって姿を変え、その都度向き合い方も異なることを改めて感じる機会となった。

 時間の経過とともに記憶は薄れていくが、あの経験を次へつないでいくことの大切さを強く感じる。そして同時に、普段からの人と人とのつながりの重要性も改めて実感。

 災害は突然起こるが、備えは日常の中にある。地域でのあいさつや声かけ、行事への参加といった何気ない関わりが、いざという時の助け合いにつながる。自分を守る自助、地域で支え合う共助、行政の公助が、それぞれ日頃からゆるやかにつながっていることが大切であり、まさしく、はぐのほほえみ、はぐくみ、ささえあい精神につながり続けるはず。

 特別なことではなく、日々の関わりを大切にすること。日常の経験をつなぎ、人と人とのつながりを育てていくこと。その積み重ねが、これからの備えにつながっていくのだと実感した。

 という訳で、多様性の理解と、その為の新たな経験値の積み重ねの必要性を日々実感している。 コミュニケーション向上の一環として、大人の修学旅行に行きたくなりました。