最近、人生の幸福度は40代後半が最も低くなるという統計を知りました。
縦軸に幸福度、横軸に年齢をとって折れ線グラフを作ると30歳頃に一度ピークがあり、40後半でボトム、そこから65歳頃まで上昇する曲線を描き、ハピネスカーブと呼ばれるそうです。

まさに今、そのボトムを生きている私。だからなのか、今の状況と照らし合わせると妙に納得。
45歳を過ぎて体力が落ちました。走って登れたお城山も歩くだけで息が上がります。鏡を見ると増える皺、たるみ、白髪…薄くならないのが唯一の救い。
まだまだ仕事はやれるけど、何でもこれから新しく挑戦、という年齢ではないし、記憶力・集中力も若い時のようにはいきません。
小学生の頃までは休日に一緒に遊びに出かけていた子どもたちも手を離れて数年が過ぎ、自分の世界を持ち始めます。喜ばしい反面、必要とされるのは資金面だけ、という寂しさもあります。
老いた母親の変化を見ていると、自分もまた人生の後半にいるのだと気づかされます。
気持ちはそれほど変わっていないと思っていても、子どもの頃に見ていた景色、そのまま自分がこっち側にいる不思議な感覚。そして、遠くない先に始まるであろう親の介護。
40代後半は、いろいろなものが「これから」ではなく「終わるもの」に変わっていく時期。だから幸福度が下がるのも分かりみが深いのです。
先のことなど何も考えずに、ただ走り回っていただけの子ども時代や、我が子と手をつないで歩いていただけの時間が、幸福の最中であったのかもしれません。
若い頃は、人生を足し算だと考えていました。何を手に入れるかが一番大事。
しかし、手に入れたものは、いずれ手放すもの…そう思えるようになった今は、少し違って見えるような気がします。
この先の人生がどうなるのかは、もちろんわかりません。ただ、ハピネスカーブは65歳に向かって再び上昇していくそうです。
ならば、ここからの変化に少し期待してもいいのでしょうか。
はぐの先輩方にもこれまでの人生について話を聞きながら、いつか来る「幸福度の上昇」に希望を持ち、50代を歩んでいきたいと思っています。
