「まちあるきは美意識を育てる不思議なツール」

2022.7.16 ブラニイガタ@上海府

以前からまちあるきが大好物です。新潟県内は旧112市町村全て踏破していますし、県外も相当数のまちを歩いています。

ここでいう「まち」とは、人が生活を営んでいるところという意味で使っており、必ずしも市街地とは限りません。鄙びた山村にも行きますし、小さな漁村にも出かけます。

日本民俗学をつくった柳田國男は、「美しい村などはじめからあったわけではない。美しく生きようとする村人がいて、村は美しくなったのである」というような言葉を残していますが、私はこの言葉に大きな影響を受けました。

考えてみれば普段私たちが見ている自然というのは、山であれ、海岸であれ、田んぼであれ、そのほとんどが人の手によって造られたもので、どこかに温かみを感じます。この温かみこそ、私は「美しさ」という概念に直結しているものなのではないかと思うのです。
その美しさを見つけることがまちあるき最大の楽しみであり、それを地域のために活かそうとする行為が「まちづくり」なのだと思います。

お陰さまで一度歩き出すと10,000歩はすぐに達成してしまいます。必ずしも健康のためだけに歩いているわけではないのですが、結果的に健康もついてくるというまちあるき、これは一石二鳥の趣味だと自負しています。

大滝 聡
・むらかみ地域医療サポートセンター はぐ 理事
・NPO法人 まちづくり学校 代表理事
・NPO法人 都岐沙羅パートナーズセンター 副理事長
・有限会社オム・クリエイション 代表取締役