夫が1年前に亡くなってから、夫が携わっていた役を引き継いでいます。そのひとつがお寺の総代です。
菩提寺の瑞泉寺は、住職さんが住んでいないお寺ですが、春夏秋冬の行事があり、また、18教区(村上市神林地区の一部、荒川地区、関川地区の教区)でも行事があり、お経を唱える機会に恵まれました。もちろん、お経本を見て唱えるのです。
最初は、どこで息継ぎをしたらいいのか、音量はどうなのかなど、周りを気にして緊張して唱えていましたが、だんだんと無になって唱えている自分に気がつきました。お経の意味は、よくわからないのですが、お経の優しさに包まれているような感覚です。それは、あちらの世界に逝っても、怖くないような不思議な感覚です。
お経の意味を知れば、もっと身近に感じるのかもしれません。そして、生きている今を、どう大切に生きたいかを考えるきっかけになるかもしれません。
どう生きるかを考えるきっかけは、たくさんあると思います。そんなきっかけづくりを「はぐ」のメンバーと考えていきたいと思います。