皆さんにはペットはいますか。
「ペットではない、家族だよ」という人もいれば、「犬、猫は嫌い」とか「アレルギーがあって体質的に受けつけない」とかあるかもしれませんし、生き物も様々ですよね。

 私は今月12才になったばかりの小型犬を飼っていて、人間の年齢でいうと64才あたりです。生後8ヶ月で我が家に来てからたいした病気や怪我もなく長年過ごしていました。

 ある日突然てんかん発作を起こしたのは3年前です。全身痙攣しながら眼を見開き口から泡を吹いて数分硬直し、私はどうする事もできず、ただ抱きしめポロポロと涙を流しながら落ち着くのを待ちました。

 獣医師の話では、脳の問題であればもっと小さい時に発症していたはず、8才過ぎての発作は外的ストレスが要因かも。どのタイミングで発作が起きるのかを観察するようにし、要因が確定したらそれを排除するように、と説明受けました。
経過観察の結果、トリミングや動物病院に行ってお願いしますと手渡しする時に発作が起きる事が分かりました。何が原因となったかは言葉を発せないので不明ですが。

 発作の頻度が増えれば内服薬が処方され、生涯飲み続ける必要があると医師から聞き、回避する為それ以来毛のカットや爪切りなどを自分で行うようになりました。いつも不揃いなカットで苦手な行為に苦戦しながら今日に至っていますが、その存在に癒され励まされながらの日々で、寿命を全うしてほしい!と願っています。

 飼い主としてペットの生涯に責任を持つのは勿論ですが、ペットの加齢や病気だけでなく、飼い主側が病気や認知症となり飼う事が続けられなくなる事は誰にでも起きうる事です。自分が先にいなくなった時どうするのか、誰かに託すのか。お願いできる人はいるのか。

 少し前に新潟日報に問題解決に取り組んでいる団体の記事が載っていました。安心を感じると同時に、様々な内容について家族や友人と日頃から会話しておきたいなと感じています。

[にいがたペットLife]高齢でペットの世話が続けられない…相談先あります 新潟中央区に法人発足、弁護士・動物介護士などにつなぐ | 新潟日報デジタルプラス (niigata-nippo.co.jp)

高齢者とペット