子ども時代、私はどちらかと言うと消極的で目立つことは避けるような性格でした。
自分の子供が保育園に入園し、役員の選出の為に集まった時も今まで通りうまく免れたいと思っていました。隣りに座ったお母さんが「せっかくなら子供の成長を間近で見ながら色々関わっていきたいじゃない?」と、保護者会の会長を進んで引き受けているのを見るまでは。
その言葉は私の心にビーン!!と響き「じゃあ私も役員になってみようかな?」と勇気を出して手を挙げてみました。
役員の仕事は思いのほか園の行事にかかわる事が出来、誕生日のプレゼントや卒園の行事のコサージュ選び等々楽しみなことも多く、先生や保護者の方々との交流も今までと比べ、深くお互いを知ることができました。
(この話には後日談があり、このお母さんは旦那さんの転勤により、会長に就任することなく4月にはお引越しされたのですけれどもね。)
その事がきっかけになり、学校や集落の行事にも積極参加するようになりました。今私が“はぐ”の一員としてここにいるのも保育園で出逢った彼女のお陰です。
お金にならないんでしょ?ボランティアでしょ?っておっしゃる方もおりますが、首を突っ込んでみないと知り得ない事って沢山あるんだよなあ…。
自分の暮らすまち、自分を取り巻く環境にはいつもアンテナをピーンと立てて良い方向へ向かえるように関わっていきたいものです。もちろん楽しみながら♪