
7月12日、たまたま私事で休みを取っていたらMLBオールスターゲームの日!
3月22日もたまたま私事で休みを取っていたらWBC決勝戦の日!!でした。
高校野球はともかくプロ野球には全く興味のなかった私も、大谷翔平君の登場ににわかファンとして盛り上がらないわけにはいきません。
私たち動物は自分が意識せずとも多くのホルモンが出ています。
アドレナリンもその一つ。WBC決勝戦ももちろん感動しましたが、準決勝の9回裏、2塁に進んだ大谷翔平がメンバーを鼓舞したとき、どれほどのアドレナリン出ていたことか!!!そしてそれに刺激された村上選手もアドレナリンがあふれ出しあの、奇跡の逆転ツーランに結び付いたに違いありません。それを観ていた私も、「これゃ、私も出まくってるわ~!!」と自覚しながら歓喜していました。
幸せホルモンと呼ばれているドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィン。
ドーパミンは、みんなと楽しく話したり、飲んだり、「やったー!」って思ったとき出てるかな。
セロトニンは、夕陽、星空、青空、海、山…目の前の景色に「綺麗!!」と感動しているときに出てるかな。
オキシトシン。これぞ本当の幸せホルモンでしょうか。私が看護学生のころは母親が赤ちゃんにおっぱいをあげるために分泌するホルモンと習いました。それが今は性別、年齢に関係なく誰でも分泌するメジャーなホルモンになりました。赤ちゃんやペットを見て思わず「かわいすぎるぅ~」と思うときはもちろん、抱っこしたり「はぐ」したり、肌と肌の触れ合いがあると安心感と幸福感でオキシトシンが出ている感覚がします。
仕事で、不安で不安で仕方のない人のところへの初回訪問の日、行く前から決めていたことがあります。初対面でどんな言葉をかけても薄っぺらいものにしかならないだろうから、背中をさすりながら話を聴こう、と。
8年経った今でも言ってくれます。「あのとき背中をさすってもらったときの安心感は今でも忘れられない」と。手のひらの温かみって、それだけの力があるんだな、と実感しています。
そしてモルヒネと同じような作用があるといわれるエンドルフィン。人間死ぬときはエンドルフィンが出るから、それまでどんなに苦しくても最期はとても幸せな気持ちで逝くことができる、と聞きました。だから初回のコラムに、どんな死に方でも後悔しないとは書きましたが、できればやっぱりベッドで安らかに逝きたいですよね。
今年令和5年の村上大祭は「御遷座三百九十年祭」で4年ぶりの通常開催。あんな暑い日に法被着て一日中おしゃぎりを引き回しても熱中症で倒れた人がいなかったのは、アドレナリンとすべての幸せホルモンが出まくっていたからに違いないですね!!
