数ヶ月前、義父が亡くなり義母と主人の三人暮らしとなりました。母は精神的な拠り所の父が居なくなったためか、不安定な状態となり、一人ではいられなくなりました。
主人と話し、なるべく孤独を感じないよう、これまでは一緒にご飯は食べてなかったのですが、朝夜は一緒にご飯を食べるようになりました。そのおかげで私は新たな推し!?を見つけたようです。
それは時代劇!!特に、中村吉右衛門の鬼平犯科帳のと渡辺謙の御家人斬九郎が面白いですね!!月曜日と水曜日の晩御飯はゆっくり時代劇を見ながら、あーだこーだと話しながらご飯を食べています。鬼平犯科帳は毎回、食にこだわりがあり(母いわく池波正太郎の作品だからだそうです)食いしん坊の私には季節のお料理を知ることが出来るも嬉しいです。この2つの作品の共通点は、勿論主人公がカッコイイのもありますが、脇を固める女性陣が粋でチャーミングでとっても魅力的です。斬九郎の母、麻佐女様は食道楽で斬九郎を毎回振り回しています(笑)
時代劇は小学生の時の水戸黄門以来見ていなかったのですが、1話完結の勧善懲悪でストレスがなく、歳を重ねると共に面白さが分かるようになりました。
なお、主人は小さい頃から時代劇が好きで鬼平犯科帳も斬九郎も見ていたそうです。時々、これは第何シリーズの作品だねと母と話し合ったりしており、結婚して数十年ですが意外な一面を知りました。
人生はどこでどんな楽しみが転がっているか分からないものですね。

写真はつい先日行ってきたコンサート会場の様子です。全く時代劇と関係ございません(笑)推し繋がりということてお許しください。
時代劇のおかげか、訪問看護に来てくださっている渡辺さんのおかげか、母の具合も少しづつ良くなってきました。良かった本当に良かったです。