またまた山の話。今回の山旅は飯豊連峰。といっても飯豊の北の端の朳差岳など2つの山小屋にそれぞれ泊まる。頑張れば日帰りも可能なのに、贅沢な紅葉三昧の山旅計画。

 荷物をリュックに詰め込んでいる時からもうワクワクしてる。でも二泊だから荷物は多い。寝袋、マット、雨具、ヘッドランプは必需品。着替えはなるべく軽い物。山小屋泊は寒いしダウンも入れて。食糧は8食分。なまものは重いからやめて、アルファ米やラーメン、パン、味噌汁等全て軽さが基準。炭水化物中心だけどお腹を満たせばそれでOK。今回肉を持っていく人がいるみたい。そこは期待して。

  一番重いのは水。これも必要最小限。私は体が小さいからリュックも小さめ。そこにギュウギュウに詰め込んで。やっと入れて担ぐと…やっぱり重い。大丈夫かなあー、これ担いで7時間位も急登登れるか?と一抹の不安はあるが、必要最小限だから担いで登るしかない。でもそのご褒美は、素晴らしい紅葉、連なる山々。満天の星空。 今年最後のイベント。担ぐしかない!

 朝4時出発。車で1時間で駐車場。そこから50分位歩いて登山口。少し歩くとすぐ急登が待ってる。20分位登ったら、ちょっと一休み!の声、えっ!もう休憩、早くない?と思ったが、声の主は顔面蒼白!呼吸も苦しそう!暫く横になったら落ち着いてはきたけど、このまま登れる?登り続けて途中で具合悪くなって、立ち往生なんてなったら…。 やっぱりここで引き返すのが一番。本人に早々に決断してもらって下山決定。来た道を戻った。中身の減らないリュックが重かった。

 このまま帰る予定だったが、具合の悪くなった当人が、折角泊まる準備して来たのだから近くの山小屋で一泊しようと言いだして。里山の山小屋に一泊。焼肉焼いてビールを飲んで。山小屋での夜は楽しかった。標高低い山なので小屋は寒くもなく、星も見えて、眼下には夜景。  

 次の日は荷物を最小限にして、紅葉が始まった二王子岳へ。ゆっくり4時間かけて登った。山は紅葉が始まっていたが、飯豊連峰の迫力とは規模が違うんだなぁ。  

 飯豊連峰は山小屋はあるけれど、全て自給自足、自分の荷物は自分で担ぎ上げなければならない。山は逃げないと言うが、体力は年齢と反比例。自分の体力では飯豊はだんだん遠くなっていく。

 今回はたまたま山友が体調が悪くなったけど、他人事ではない。自分がそうならないとは限らない。何かあれば自己責任とはいえ、山の中で動けなくなったら,どれだけの人に迷惑かけることになるのか。考えただけで冷や汗が出る。 こんなアクシデントに見舞われたせいか、これからは無理をせず、人に迷惑かけないように、飯豊といわずどこの山でも登れたら幸せ。

 今は錦秋に染まる里山。今度はどこに登ろうか… なんて考えているのに、山はもう雪化粧を始めたようだ。ちょっと秋が年々短くなっていくような!秋よ!待ってくれ〜。まだ紅葉の山、殆ど登っていない!